2年前、能登半島地震が元日の平和な日常を襲い、
各地に甚大な被害をもたらした。

私が住む新潟も「液状化」という、当時はまだ
聞き馴染みのない言葉と共に、その被害は一気に広がっていった。

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床下は、砂が水のようにあふれ出し、家中の床下を侵食していく。
木部が砂に浸かってしまうと、腐食していく可能性が大きい為、
排出しなければならない。床下に潜り、スコップと土嚢袋を手に、
進んでいく。

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盛り上がった畳を剥ぎ、床下を覗いてみると、
隆起した地面に押し上げられ、陥没した地面に飲み込まれ、
床を構成している部材が折れ曲がり、跳ね上がり、畳を押し上げていた。

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道路も車が走れないようなほど、起伏が激しい部分もある。
昨日まで、普通だったのに。なんてことない日常だったのに。

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頑丈なコンクリート部分が破壊され、ブロック塀が倒れ、
あの瞬間にココにいたら、どうなっていたのだろうか。

あの瞬間にココにいなければ…

亡くなった方がいる、その家族もいる、
愛する全てがほんの昨日まで日常だったのだ。

同じ新潟市内でも私が住んでいる地域は比較的軽い被害で済んだ。

この年、私は、災害復旧工事を多くこなすことになり、
住んでいる本人やご家族と、一緒に震災に向き合っていくことになりました。

工務店として、何ができるのか。
工務店は、何をすべきなのか。
そんなことをあらためて考えさせられた。

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