災害ボランティアと生業、そしてお金。

私が一番悩んだこと。
写真の作業は、災害ボランティアとしての作業。
資材は西区社会福祉協議会からの支給品。
だけど、作業人員は、うちの従業員やお手伝いの外注さん。
高所の特殊で危険な作業なので、力を貸してほしいと。
当然、私は彼らに給料は払うわけで。

災害ボランティアに行ってみるといろんな人と話す機会がある。
「会社から行って来いと言われました」
「有給使ってきました」
「休みだったから」
本当にいろんな人が参加している。
私も、災害ボランティアとしてもっと多くの時間を使いたい。
我々プロが行くことで解決できる問題は山ほどある。

だけど、そこに専念しすぎると生活ができなくなるのだ。
なぜなら、売上が発生しないから。
従業員やお手伝いの外注さんと数人で、作業しようものなら、
たった一日でも10万円以上の費用が発生する。
こんなニュースを見かけることがある。
「高額な費用を請求された」
もちろん悪質なケースもあるけれど、
プロが技術を使い、人を動かして作業をする。
それを「無料」でやり続けるには、やはり無理がある。
災害ボランティアと生業。
私には、一生つきまとう問題だろう。
それでも、向き合い続けたいと思っている。
また、

この能登半島地震発生後、私はすぐに決めたことがある。
災害ボランティア本部のある西区社会福祉協議会に
市川住建としての席を用意してもらい、
建物の損壊状況、対応の方法や危険性の有無など、
我々プロとしての知識や技術が役に立つと思ったからだ。
しつこいようだが経費はどうしても発生するのだ。
ただ、「しなければ!」という私の思いだけ。
付き合ってくれる従業員にも感謝だし、
(寒い中、電気ストーブとブランケットで頑張ってくれた)
支援してくれた社協の方々にも感謝を伝えたい。
いろんな人のいろんな感謝で成り立っている。
きれいごとだけでは続かない。
でも、だからといってやらない理由にもしたくない。
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